白内障の種類と治療方法について
年配の方がかかる目の病気として「白内障」は良く聞く言葉ですが、実は種類があるのをご存知でしょうか。
この病気は年齢が上がるに従って目の水晶体が白く濁ってきて目が見えにくくなってくるイメージがありますが、この「老人性白内障」の他にもアトピーや糖尿病、ステロイドなどが原因となってかかる事があります。
ですので見えにくいなど少しでも目に異変を感じたら、年齢関係なく眼科でしっかり検査をすることが大切です。
白内障は放置してしまうと最終的には失明してしまう病気ですが、適切な治療を受ければ失明は避けられますのでそれ程怖い病気ではありません。
しかも一度かかってしまうといくら症状が軽くても、現代医学では薬では治せません。
あくまで薬は予防かもしくは進行を遅らせるものになります。
しっかり治したいのでしたら手術をする必要があります。
目の手術というと何だか怖い感じがしますが、しっかりと治療方法が確立されていますし、保険適用の手術であれば8万円前後で受ける事ができますので安心して手術を受ける事が出来ます。
手術内容としては麻酔後、角膜を切開し水晶体に特殊な針を差し込み、超音波によって細かく砕いていきます。
水晶体を砕くと同時に吸い取っていき、眼内レンズを挿入していきます。
手術自体は決して難しいものではないのですが、術後は感染症などのリスクも伴いますので、日帰り手術にするか入院して手術を行うかは、担当の先生と良く相談することが望ましいです。